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販売・サービス関連  第3回 スキー・スノーボードレンタルショップ店員 Mireiさん

バンクーバーから車で2時間。北米最大の規模と最高の雪質で、北米No.1スキーリゾートとして世界的に有名なウィスラー。冬になると、世界中からスキーヤー・スノーボーダーが集まってきます。
また、2010年にバンクーバーで開催される冬季オリンピックの会場ともなるウィスラーは、人気も知名度もさらに急上昇中!!

2003年度ワーキングホリデープログラムに参加し、ウィスラーにて1年間、冬季はスキー・スノーボードレンタルショップのスタッフ、夏季はスポーツショップのスタッフとして働いたMireiさん。
「カナダで働く」特集第3弾は、今大人気のウィスラーで、面接から職場でのコミュニケーションまですべて完全英語環境のお仕事を手に入れたMireiさんをご紹介します!



...ワーホリに至るまでのあらまし

日本の大学を卒業後、メーカーに就職して働くうちに、かねてからの「海外に行ってみたい!」という夢が再燃。
好きなことを思いっきりやりながら自然に英語を身につけたい!と思い、大好きなスノーボードをしながら英語の勉強をするためにウィスラーに行くことを決意しました。

渡加当時はほとんど英語が話せない状態だったにも関わらず、面接も職場でのコミュニケーションもすべて英語環境の仕事を手に入れたMireiさんの就職活動に迫ります!




 ワーホリでカナダに来ることを決めたきっかけを教えてください。

英語の勉強がしたいと思い、まずはアメリカのテキサス州に住む友人宅に、1ヶ月間ホームステイをしました。とても楽しい生活だったんですが、同時に英語の勉強の難しさを体感しましたね。
試行錯誤の結果、学校に通って習うよりも、英語環境で自分の好きなことをやりながら日常生活の中で学んでいく方法が自分には合っていると気付いたんです。
大好きなスノーボードをしながら、英語が勉強したい!
外国で働くという経験もとても魅力的だったので、ワーキングホリデイプログラムに参加することにしました。ワーキングホリデイプログラムのある国のうち、やっぱりスノーボードをするならウィスラーかな、と(笑)。

 では、カナダに到着後、すぐにウィスラーに?

まずはバンクーバーでホームステイをしながら、バスでウィスラーまで行き、住む場所と仕事を探し始めました。
インターネットや、現地の掲示板などを使って、部屋は1日で見つけることが出来ました。

どうやってお仕事を探したんですか?

部屋が決まったので、次は仕事探し・・・と思って、ウィスラーからの帰りのバスを待っていたんです。その時に、たまたまバスのチケットを売っている男性に声を掛けられて。「ひとりでウィスラーに来たの?」と。
日本人の女の子がひとりでバスを待っていたので、心配してくれたんでしょうね。もうすぐ夜でしたし。
当時は、ゆっくり話してもらえばなんとか理解できる程度の英語力だったので、もう必死で(笑)。やっとの思いで、なんとか「ウィスラーに引っ越してきたくて、部屋と仕事を探しに来た」ということを伝えました。
そうしたら、その男性の奥様が日本人だそうで、力になってあげられるかもしれないと言われ、メールアドレスを交換したんです。

はじめてウィスラーで滑った時
山の大きさに本当にビックリしました!

偶然の出会いですね!!

はい。次の日に、すぐに奥様がメールを下さったんです。それから1ヶ月弱、いろいろとアドバイスをいただいたり、相談に乗っていただいたり。本当にお世話になりました。
実は、当時はまったく英語力に自信がなかったので、正直どんな仕事に就けるのか不安もあったんですが、その奥様に、せっかくウィスラーに来たのだから、山ジョブ、特にレンタルショップにトライしてみたら?と勧められて。

 山ジョブとは??

山ジョブというのは、ウィスラー・ブラッコムマウンテンのスキー場を経営するイントラウェストという会社系列の仕事のことで、リフティー(リフト係)やスキー・スノーボードインストラクター、レンタルショップ、ロッジ内のレストランなど、色々な仕事があります。
ここで働くとウィスラー・ブラッコムマウンテンのシーズンパスが支給されるため、とても人気が高く、その分、倍率も高いんです。もちろん、面接でも仕事でも多少の英語力は必要ですし。

 山ジョブのお仕事は、どうやって探したんですか?

冬のシーズンが始まる前に、ジョブフェア(就職フェア)というのがあるんです。
まずは、ウィスラーに住んでいるローカルのためのジョブフェアがあり、その後に、一般向けのジョブフェアがあります。既にウィスラーに引越しを済ませていたので、ローカル向けのジョブフェアに参加することが出来ました。
まずは、Webサイト上で、いろいろな求人の中から希望の職種を選び、申し込みフォームに記入をして応募します。レジュメは添付して送りました。その後、面接の予約を入れるようにというメールが届き、電話で面接の予約を入れます。

 面接は完全に英語だと思いますが、準備などはしましたか?

はい、面接は、自分のレジュメに沿って行われると思ったので、自分の今までの経歴や得意なことや、面接で聞かれそうな質問に対する答えなどを、英語で言えるように練習しました。
とにかく当時は英語力がなかったので、自分の言いたいことを英語に訳して、それを添削してもらって、暗記して。
何を聞かれているのかが分からない時の聞き直し方も練習しました(笑)。

 面接に関して、何か気をつけたことはありますか?

長所・短所などは面接でよく聞かれる質問ですが、短所に関しても、今はここが短所だけど、努力しているという姿勢を見せることが重要だと思います。「〜ができません」は言わないように気を付けました。
そして、「good team worker(チームの中で協力して仕事ができる)」「well organized(テキパキと仕事をこなせる)」「outgoing(社交的)」であることを強調するといいとアドバイスを受けました。
私は日本でサービス業の経験があったので、接客やお客様とのコミュニケーションについて、アピールしました。

 なるほど。では実際の面接はどうでしたか?

面接は、大きなレストランで行われ、待合室のようなところで自分の名前が呼ばれるのを待つんですが、待っている間は本当に緊張しましたね。周りに日本人らしき人は見えず、全員外国人。(本当はカナダにいるので私が外国人なんですけどね(笑)。当時の私には「外国人しかいない!」という状態でした。)
私が働く前の数年間は、レンタルショップで日本人が働いた実績がないという話も聞いてもいましたし、英語で面接を受けるのも生まれてはじめてなので、どうしたらいいのか何も分からなくて。自分よりも先に名前を呼ばれた人の対応の仕方を見て真似しました。名前を呼ばれたら笑顔で握手するのね、と(笑)。
実際の面接はスーパーバイザー1対1で行われました。
スノーボードや日本の山のことなど、雑談のような話の中で、ところどころに私の経歴についての質問が織り交ぜられたりという感じでとても和やかに進みました。大好きなスノーボードや雪山の話をしていたので、リラックスして会話も弾みましたね。

 お仕事を探す上で、何か工夫したことはありますか?

山ジョブはとても人気があり、大勢の人が応募するので、なるべく早く面接を受けた方が面接官の印象に残りやすいと聞いていたので、Webサイトでの応募から面接の予約の電話まで、出来る限り早めに行いました。
また、レジュメは、つたない英語で、辞書を引きながら頑張って作成した後、何回も添削をしてもらい、修正して・・・とても時間がかかりました。
レンタルショップでの仕事に応募したので、今までの接客業の経歴や、日本でのスノーボードインストラクターの資格など、関連する事項をなるべく目立つように、また、読みやすいように簡潔にまとめて書くことに気をつけました。

 人材カナダでは、誰でも簡単に作成できるかんたんレジュメだけでなく、自分でカスタマイズができる通常レジュメがありますが・・・

すごく便利だと思います。このサービスがあったら、もっとレジュメ作成に掛ける時間を短縮できたでしょうね。
たくさんの人が応募する、人気の高い職種では、いかに目に留まるレジュメを作成できるかが、第一関門です。応募する職種に合わせて、自分の経歴の中でどこにフォーカスを当ててアピールするか、そこに気をつけてレジュメをカスタマイズするといいと思います。

 次のお仕事を探す際にはぜひご利用ください(笑)。では、肝心の面接の結果は?

決められた日に、自分から電話を掛けて合否を聞くんです。
一次面接は通過し、二次面接はマネージャーとの面接でした。5分〜10分程度の短い面接でした。二次面接後、もう一度、自分から電話を掛けて合否結果を聞くんですが、採用と言われたときは嬉しくて、何度も聞きなおしてしまいました(笑)。

 競争率が高い中、採用を勝ち取ることができたのは、何が勝因だと思いますか?

後からマネージャーに聞いた話ですが、面接中に常に笑顔で明るい受け答えをしていたことが好印象で、サービス業に向いていると思ったから採用した、と言われました。
「正直、英語力はまだまだだと思ったけれど、それは後から付いてくるからね」と言ってもらえて、安心したのを覚えています。

 それでは実際のお仕事について教えてください。

レンタルショップに採用されたメンバー、全員で50名くらいが合同で、1週間のオリエンテーションやトレーニングを受けます。毎日、オリエンテーションの中で、みんなでゲームをしたりして、どんどん仲間たちと仲良くなっていきました。チームワークもここで養われた気がします。
仕事内容は、レンタルのスキーやスノーボードのセットアップや、レンタルの受付、販売などです。
身長や足のサイズ、スキー・スノーボード経験の有無などの英語での質問の仕方も、はじめに教えてもらって頑張って暗記しましたね(笑)。

職場の雰囲気はどうですか?

系列4店舗合わせて50名くらいのうち、日本人は私も含めて2名が採用されました。私が配属になった店舗にはもちろん日本人は自分ひとり。あとは、カナダ人、オーストラリア人、ニュージーランド人でした。
はじめは、今日仕事の後に飲みに行こうと誘われていることすら分からずにひとりで帰ってしまい、仲間が部屋まで迎えに来てくれたりもしました(笑)。それでも私のつたない英語を根気強く聞いてくれ、私が分かるまでゆっくり話してくれた仲間がいたので、2〜3ヶ月経つ頃には、なんとなくコミュニケーションが取れるようになっていました。
配属されたのが小さな店舗で、スタッフの人数も少なかったのでとてもアットホームな雰囲気で、みんな仲が良く、仕事以外の時間でも、いつでも一緒にいましたね。


お誕生日に、ショップの仲間が
パーティーを開いてくれました

世界的に有名な山で思いっきりスノーボードが出来たことや英語が上達したことももちろんですが、世界中に友達が出来たことが、ウィスラーで得た一番の財産だと思います。3年経った今でも連絡を取り合っている、最高の仲間です。
一緒に働いたからこそ、楽しいこともつらいことも、色々な体験を共有して、さらに仲良くなれたんだと思います。

 それこそワーキングホリデイの醍醐味ですね!それでは最後に、これから仕事を探す人にアドバイスをお願いします。

カナダでは、いろいろなつながりや出会いが、とてもいいチャンスを運んできてくれることがたくさんある気がします。私は偶然の素晴らしい出会いがあって、素敵な職場や最高の仲間を見つけることができましたが、今はインターネットでもっと便利にお仕事が探せるシステムもある。
常にアンテナを張りめぐらし、周りを良く見ていれば、チャンスはたくさん転がっていると思います。
たとえば今は英語に自信がなかったり、不安になることがあっても、どんどん新しいことにチャレンジしてもらいたいです。
やりたい事を探して自分から前に進んでいけば、必ず道は繋がっていくと思います。頑張ってください!!


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