■第5回:海外就職への道
→※前回の「第4回:日本とカナダ、仕事の違い」はコチラ!
海外で仕事をゲットするには何をすれば良いか?
この問題は私も長年悩みに悩んだことで、結局誰も答え教えてくれず、自分で道を切り開くしかなかったのです。以下の3つが重要だというのが、アメリカ、カナダの会社2社から仕事オファーをもらった私の意見です。
1.仕事経験
2.履歴書、面接によるアピール
3.語学力
ひとつずつ、ご説明していきます。
◆仕事経験

国会議事堂でカナダデイ(カナダの建国記念日)に行われる花火大会です! |
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最も重要なのは英語でもなく学歴でもなく、間違いなく仕事経験です。とくに日本の会社での仕事経験は価値があります。
海外の大学を出ればなんとか仕事はあるだろう、と考える学生が多いと思いますが、実は海外で仕事オファーをもらうのに最もスマートな方法は、日本でまず仕事することなのです。私も日本で6年近く仕事をして、その経験を買われて仕事オファーをもらうことができました。
日本の企業は最初のトレーニングがきちんとしているため、最初に色々教わることが出来ます。海外の大学を卒業した人も、そこであせらずにいったん日本へ帰って就職して経験を積み、また海外へ挑戦する、という方法を取ると、可能性も広がると思います。 |
日本の会社ではとにかく何か自分の強み、得意分野を作ることが大事です。毎日なんとなく仕事するのではなく、自分はこれについてのスペシャリストだ、と自信を持って言えるほどの仕事をしないといけません。
◆履歴書、面接によるアピール
どんなに良い仕事経験をしていても、それをきっちりと上手く伝えることが出来ないと仕事オファーにはつながりません。
履歴書の書き方や面接の答え方に関する本はたくさん出ていますが、経験上、本当に役に立つ本はほとんどありません。それは仕事の貢献度を明確に書いているものが少ないからです。実際に自分が何をしたかを書くだけではなく、それらをすることによって会社にどう役にたったか、貢献したか、を書くことが大事です。本通りに書くなら、誰でもできますし、それを一歩超えたものを作らないと、または作れるような経験を持っていないと、海外での仕事オファーへの道は遠いでしょう。
アピールするときに最も重要な点は、自分が実際にどんな仕事をしてきて、それが会社にとってどう役に立ったか、そして次の会社にどう役に立つかをはっきりと履歴書に書くことです。ちなみに欧米ではとにかく強くアピールすることが大事だ、と思っている人が多いかもしれませんが、そうではなく、海外で交渉するときと同じことですが、内容を、的確に丁寧に礼儀正しく、わかりやすい言葉で伝えることが大事です。ひたすら強い口調で内容のないことや事実でないことをアピールしても悪い印象を与えるだけです。
◆語学力
実は語学力は上記の2つほど重要ではありません。海外で仕事したいからといってとにかく語学ばかり勉強する人がいますが、それははっきりいって無駄です。それよりもアピールできるようなことを身につけるのが最優先です。
たとえば日本のプロ野球選手が大リーグに行くのに、野球の能力と英語の能力、どちらが必要でしょうか?野球の実力さえあれば、英語ができなくても何億円も稼げる人がいるのです。私も英語は完璧とは全くいえないのですが、エンジニアとしての能力を買われてここにきたのです。
とはいっても、語学はその国では出来てあたりまえなので、最低限、仕事に関しての議論が出来るくらいの語学力は必要でしょう。でないと、仕事ができないのはもちろん、業務契約でも不利な立場に立たされてしまいます。 |
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オタワにあるビーチ。とても気持ちの良いビーチで、晴れた日にはたくさんの人がここで日光浴をしますが、実はここは川で、人工のビーチなんです! |
以上が実際に海外の企業で仕事している立場からの意見です。
海外で働きたいと考えている皆さんの、少しでもお役に立てれば幸いです。