■第3回:会社でのエピソード
→※前回の「第2回:初出勤〜仕事に慣れるまで」はコチラ!
入社してから約2年が経過した頃、カナダの大手社会人向け教育専門の会社で、コンピュータ関連の社外研修を受講する機会がありました。
日程は4日間で9時から16時まで、かかる費用は2000ドル程度と高額でしたが、仕事の効率を上げるために受講したいという希望を提出したところ、目的がハッキリしていたためかすぐに承認が下り、費用も全額会社負担で受講できることになりました。
私はアメリカの大学院で教育を受けましたが、実はカナダで教育を受けるのは今回が初めてでした。
社内では周りは親しい人ばかりで英語も問題ありませんが、社外で全く知らない人の中で研修を受けるのには少し不安がありました。
初日、研修が行われる場所に到着すると、既に講師と5名の受講者がいました。講師は年配の女性で、笑顔で迎えてくれました。
カナダでは、私のように明らかに外見が海外出身の人間でも、良い意味で、特別扱いをされません。全員が同じように扱われます。今回も、普通に握手と自己紹介で迎えてくれました。

オタワのバスはこんな感じ! |
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研修はまず、受講者同士の自己紹介から始まりました。仕事内容や受講の目的、趣味などを聞かれたり、和やかな雰囲気で進みました。
実際のコース内容のレベルは高く、授業についていくのに必死でした。日本でも似たようなコースを受けたことはありますが、日本に比べて、受講者が皆、積極的に質問したり隣の生徒と話し合ったりするなと感じました。
そのような自由で活発な雰囲気のおかげで、私も気軽に質問や発言をすることが出来ました。また、理解できないときには受講者同士で協力しあって解決していく雰囲気もありました。 |
カナダの会社員は良くこのような研修を受講します。たとえばもし私が大学院に行きたいと言えば、おそらく日本よりも簡単に許可が下りると思います。日本でも社員教育や研修を重視する会社が増えてきているそうですが、こちらの会社ではそれ以上に勉強をすることを重視するように感じます。
もしも、入社後全く勉強しないで定年退職まで働き続けるとなると、40年間程度全く勉強しないことになってしまいます。カナダの会社では入社したらあとは安心、ではなく、その後もまだまだ勉強して知識を深めていく必要があります。それは会社のためではなく、自分のためにもなります。
外国人である日本人にとってカナダの会社に就職することは難しいことですが、就職というのはあくまでスタート地点で、その後も勉強して知識深めていってこそ、自分自身が成長できるのだと思います。 |
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オタワの有名なChateau Laurier Hotel。なんと元お城! |
次回は、日本とカナダの仕事の違いをお届けします。お楽しみに!